岡山県立図書館
5年前に、現在の場所に移転新築されたそうです。建て替えられる前の
県立図書館には、社会人になってからは、行くこともなくて、もちろん、
新県立図書館には、初めて出かけたのです。ひょっとすると、長いこと
図書館というものを利用しないうちに、使い方が、とんでもなく変化して
いないかと、ちょっと、しきいが高かったのですが、例の幻の農村舞台を
探す旅が、袋小路に迷い込んだようで、これを打開するために、
「兵庫県の農村舞台」という本を見てみたいと思っていたのです。結局、
その本自体は蔵書には、なかったのですが、一週間か十日待てば、
近隣の図書館から取り寄せ可能なんだそうです。その本と同じ作者の、
やはり、農村芸能について書いた本があるというので、見せてもらうと、
巻末に、全国の農村舞台を網羅したリストが掲載されていました。
そのリストのうち、兵庫県、岡山県、鳥取県のところをコピーさせて
もらいました。このリストに載ってる農村舞台を順番に当たっていけば、
いつかは、あの農村舞台を再発見できそうです。
味を占めたので、5日ほど後に、再び、図書館に出かけて、読売書評で
気になっていた本を探してもらいました。今度は、そのものがありました。
中身は、思っていたものとは違っていたのですが、卵黄を使ったカラスミの
作り方などが載っていて、それはそれで、楽しめたのでした。その本を
返却して、ツリーハウスに関する本を二冊ほど探し出してもらって、
ひととおり、目を通したのでした。ツリーハウスの建築法に関して、
重要な点で思い違いしていたことを知ることができて、とても有益でした。
図書館に自分のパソコンを持ち込んで、LANに繋げばインターネットも
利用しながら、図書館の蔵書を閲覧できるのですね。また、本を探す
ための端末も用意されてるし、もっと詳しい検索が必要なら、係の人に
頼めば、親切にやってくれます。書庫や書架から探し出してもくれますし。
これなら、老後は、本に関しては、無料で無尽蔵に利用できそうです。
で、図書館で読んだ本の受け売りなのですが、昭和10年代の「主婦の
友」とかに載ってる料理のレシピを見ると、4人前の材料で、肉が50g
だったりするそうです。そんな知識が頭にある状態で、全国の自給自足
生活者を特集したTV番組を見ていると、もやもや~と、ある考えが
浮かんだのでした。他給自足。なにやら、あやしげな言葉ですが、
自分で食べる野菜をわざわざ自分で作らなくても、他人様がこさえて
くれた野菜を買ってきて、毎日の食事を作ればいい。お米も、肉も、
魚も同様。じゃ、今と変わらないじゃないかと言われそうですけど、
野菜も自分で作ることは作ります。ただし、一度か二度の食事で
消費できる程度。その作物の収穫期には、毎日、そればかり多量に
食べなきゃなんないということもないし、年中食べられるように保存
方法を研究しなきゃなんないということもない。とりたての、最高に
熟した作物を食べるために作るのであって、自給などということは
考えない。あくまで、楽しみのために作ればいいという考えです。
じゃあ、他給自足とは何かというと、手元にあるだけの金銭で
買える食材で、おいしく食べて、栄養面でも過不足がないという
食生活を基本とする生活といった意味合いです。さいわい、これから、
老齢に向かうワケで、高価な肉をたっぷりと食べる必要はありません。
一食に、ひとり、20gもあれば、それでいい。そのかわり、野菜の
おいしい料理法をたくさん身につけて、安くて豊かな食生活を
送ろうということなのですが、これもまた、遠い道のりのようです。
ただし、その道すがらも、けっこう、楽しいのじゃないかと期待も
できそうに思うのです。
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