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2009年6月30日 (火)

岡山県立図書館

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 5年前に、現在の場所に移転新築されたそうです。建て替えられる前の
 県立図書館には、社会人になってからは、行くこともなくて、もちろん、
 新県立図書館には、初めて出かけたのです。ひょっとすると、長いこと
 図書館というものを利用しないうちに、使い方が、とんでもなく変化して
 いないかと、ちょっと、しきいが高かったのですが、例の幻の農村舞台を
 探す旅が、袋小路に迷い込んだようで、これを打開するために、
 「兵庫県の農村舞台」という本を見てみたいと思っていたのです。結局、
 その本自体は蔵書には、なかったのですが、一週間か十日待てば、
 近隣の図書館から取り寄せ可能なんだそうです。その本と同じ作者の、
 やはり、農村芸能について書いた本があるというので、見せてもらうと、
 巻末に、全国の農村舞台を網羅したリストが掲載されていました。
 そのリストのうち、兵庫県、岡山県、鳥取県のところをコピーさせて
 もらいました。このリストに載ってる農村舞台を順番に当たっていけば、
 いつかは、あの農村舞台を再発見できそうです。

 味を占めたので、5日ほど後に、再び、図書館に出かけて、読売書評で
 気になっていた本を探してもらいました。今度は、そのものがありました。
 中身は、思っていたものとは違っていたのですが、卵黄を使ったカラスミの
 作り方などが載っていて、それはそれで、楽しめたのでした。その本を
 返却して、ツリーハウスに関する本を二冊ほど探し出してもらって、
 ひととおり、目を通したのでした。ツリーハウスの建築法に関して、
 重要な点で思い違いしていたことを知ることができて、とても有益でした。

 図書館に自分のパソコンを持ち込んで、LANに繋げばインターネットも
 利用しながら、図書館の蔵書を閲覧できるのですね。また、本を探す
 ための端末も用意されてるし、もっと詳しい検索が必要なら、係の人に
 頼めば、親切にやってくれます。書庫や書架から探し出してもくれますし。
 これなら、老後は、本に関しては、無料で無尽蔵に利用できそうです。

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 で、図書館で読んだ本の受け売りなのですが、昭和10年代の「主婦の
 友」とかに載ってる料理のレシピを見ると、4人前の材料で、肉が50g
 だったりするそうです。そんな知識が頭にある状態で、全国の自給自足
 生活者を特集したTV番組を見ていると、もやもや~と、ある考えが
 浮かんだのでした。他給自足。なにやら、あやしげな言葉ですが、
 自分で食べる野菜をわざわざ自分で作らなくても、他人様がこさえて
 くれた野菜を買ってきて、毎日の食事を作ればいい。お米も、肉も、
 魚も同様。じゃ、今と変わらないじゃないかと言われそうですけど、
 野菜も自分で作ることは作ります。ただし、一度か二度の食事で
 消費できる程度。その作物の収穫期には、毎日、そればかり多量に
 食べなきゃなんないということもないし、年中食べられるように保存
 方法を研究しなきゃなんないということもない。とりたての、最高に
 熟した作物を食べるために作るのであって、自給などということは
 考えない。あくまで、楽しみのために作ればいいという考えです。
 じゃあ、他給自足とは何かというと、手元にあるだけの金銭で
 買える食材で、おいしく食べて、栄養面でも過不足がないという
 食生活を基本とする生活といった意味合いです。さいわい、これから、
 老齢に向かうワケで、高価な肉をたっぷりと食べる必要はありません。
 一食に、ひとり、20gもあれば、それでいい。そのかわり、野菜の
 おいしい料理法をたくさん身につけて、安くて豊かな食生活を
 送ろうということなのですが、これもまた、遠い道のりのようです。
 ただし、その道すがらも、けっこう、楽しいのじゃないかと期待も
 できそうに思うのです。

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コメント

確かに自分の所で夏野菜などを作ると毎日その消費に頭を悩まします。穫れすぎて!
他給自足の考え方は大いに参考になります。
と、同時に昔の食生活を考えた場合、今のように
食の多様化がなされてなかったことを思い出しました。
そんなに多種多様に作ることもないのですね。
昔は米のメシに大根だけのオカズ。
よくてこれにメザシが一匹付く程度。
それでも人は生きていたんだと。
大根なら切り干しでもタクアンでも簡単に保存もできますしね。
ま、そこまでストイックに生きることもないけど、将来に向けてちょっと考えを改めねばなぁと思った次第です。

投稿: さぶ六 | 2009年6月30日 (火) 23時48分

 自給自足ごっこは、確かに面白いのですが、まともに
 やろうとすると、時間も手間も、それに、コストが
 すごく、かかります。しかも、長時間、外にいることは、
 健康的でさえないのですね。それに、たっぷりと肥料や
 農薬を使うというのは、自給自足ごっこにおいては、
 どうやら、ルール違反っぽいので、単位面積当たりの
 収穫量も少ないでしょうし、何よりも、その前に
 物理的に自給自足をまかなえるだけの土地がありません。
 まあ、それは、借地するなどの方法もあるのでしょうけど、
 そうなると、生活の根拠自体を農村や、山村に移さねば
 ならなくなります。毎日、通勤していたのでは、それこそ、
 年金生活者には、その費用の負担ができないかも
 知れません。

 まあ、上に述べたようなことは、やらない理由、
 できない理由みたいなもので、ホントに、自分の食べる
 ものくらい、自分でなんとかしたーいという夢を
 持つ方なら、なぜできないかではなく、どうやったら、
 できるかを考えて実践していけばいいのですから、
 それはそれで、楽しいことでしょうし、やりがいも
 あるでしょう。私の場合、夢の順番として、自給自足は、
 そんなに上位にはなくて、もっと、もっと、優先順位の
 高い夢のためには、そんなに、自給自足ごっこには、
 時間やコストをかけるワケにはいかないなという
 そんな気づきが、他給自足という言葉を思いつかせたのです。

投稿: 何処吹く風 | 2009年7月 1日 (水) 19時49分

無農薬、自給自足・・・
言葉での聞こえは良いですが実際はかなり研究しないと出来ませんね~
私は米百姓だけですが、今自由に使える時間手間を考えると完全無農薬はほぼ無理でしょうね~。

投稿: aokun | 2009年7月 1日 (水) 22時59分

 「北の国から」で、有機無農薬栽培を目指す農家で、
 深刻な病気だったか害虫だったかが、発生する。木酢か
 何かで対応しようとするワケですが、収まらない。
 もし、近隣の農地に広がってしまえば、大きな被害が
 発生する。そこで、大農場主の岩城滉一が、大量の農薬を
 撒いて消毒か駆除を行う。このため、ほとんど無収入の
 生活の中、何年もかけて作った土に農薬が残留し、
 有機無農薬栽培は、ゼロどころか、マイナスの位置まで
 戻されてしまう。不作と借金とで、その有機栽培家は、
 結局、離農せざるを得なくなる…というエピソードが
 ありました。有機無農薬栽培という言葉を聞くと、
 「北の国から」で、絶望のため自殺未遂まで起こしてしまう
 有機栽培家の表情と、岩城滉一の「無農薬だ有機野菜だ
 あいつは農業をなめとった。無農薬は金がかかる!」
 という吐き出すように言ったセリフが忘れられません。

 本文で取り上げたTV番組の中で、不耕起などの自然農法、
 唐箕などの昔の農具を使った農業をめざす若夫婦が
 とりあげられていました。「北の国から」の有機栽培家を
 連想してしまうような、あやうさを感じたのでした。
 このブログにも、一度、粘土団子をとりあげたため、
 不耕起を検索語として訪れる方が、いらっしゃいます。
 ここで、宣言しておきますが、私が、無農薬無肥料の
 栽培を原則としてるのは、単なる無知や、手抜きのせいです。
 エコという名のケチに似てます。本来、エコは、金が
 かかります。みせかけのエコは、水面下で環境を破壊します。
 エコを追求する代わりに、快適な生活、文化的な生活を
 放棄することを選択しなければならないかも知れません。

 自給自足も、遊びでやるなら、楽しいばかりですが、
 TVに焚きつけられて、安易に飛び込むのは考えモノですゾ。
 有機無農薬栽培で、大もうけをしてる農家というのは、
 健康食品販売業のように、したたかですよ。

 あこがれと、現実とを混同してしまっては、ダメだと
 思うのですね。遊びと生活の糧を得ることとは、同一では
 ありえません。このことは、原子力発電を放棄できるか
 という問題などとも繋がってきます。なんとなく、ヤだから、
 原子力発電反対という前に、18世紀ごろの生活水準まで
 戻っても良いという覚悟があるのかどうかを問いただしたい。
 リスクをどのように避けながら、快適を手に入れるのか
 先人達が累々と積み上げてきたものを無知のせいで
 否定するのもいいけど、その結果についての責任は
 とってよねと言いたいのです。もちろん、先人達が
 すべてに正解を出してきたワケではありません。
 軌道修正が必要なことは、山ほどあります。でも、それは、
 やはり、子々孫々まで引き継ぎながら、長い年月をかけて
 修正しなければならないことが、ほとんどだと思うのです。
 その山ほどある中の、ほんの土の一粒ほどの部分で
 何らかの役割を果たすことができればいいなと考えるのです。

投稿: 何処吹く風 | 2009年7月 2日 (木) 06時10分

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