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2010年4月 7日 (水)

キャンピングカーの地デジ化


 里山は、難視聴地域だということが、わかったので、アンテナと
 ブースターを何とかしないと地デジは映りません。で、あちこちの
 電器店やホームセンターで機会あるごとに展示してある商品を
 眺めては作戦を練っておりました。でも、どのアンテナが、どの
 程度の性能を発揮してくれるのか、眺めていては、わかりません。
 それでも、地デジ用の平面アンテナなら、hana ちゃんの車外に
 設置しても見栄えや走行抵抗の面で、イケそうに思えてきました。

 そうなると、従来の八木アンテナとの性能差は、どのくらいある
 のか、気になってきました。何とか実験ができないかと思って
 いたら、ある電器店で、14素子の八木アンテナと平面アンテナを
 展示してあるのを見かけました。そこで、客数の少なそうな
 平日休みの日を利用して、LC-13SX7A と手持ちの卓上ブースター、
 アンテナ線などを持ち込み、アンテナ売り場の担当の方に、
 展示品を利用して実験させてほしいと頼みこみました。

 すると、意外なことに、店内に展示してあるアンテナは、モック
 だと言うのです。つまり、製品の形状を示してるだけで、中身は
 何もなかったり、アンテナ線の接続口がなかったりしてるみたい
 なのです。それでも、とりあえず、展示してある強力なブースターの
 箱を開けて、持って行った卓上アンテナに繋いでみるという実験を
 させてみていただけました。そのブースターなしの状態だと、
 電器店の売り場あたりの電波状態は、ほぼ、里山と同程度の
 弱いものでした。鉄筋コンクリートのビルの中ですから、当然
 ですよね。次に、卓上アンテナと商品のブースターを直列に
 繋いでみると… ほとんど、受信強度は、あがりませんでした。
 実は、アンテナの性能の他に、ブースターをふたつ直列に繋げば
 受信強度をあげることができるのでは?という期待もあったのです。
 卓上アンテナはブースター内蔵のものですから、直列に繋いだ
 ときの実験はできたワケですが、これが、さっぱり、ダメでした。
 売り場の人に、そのことを聞くと、やはり、そういうものではない
 とのことでした。

 失意のうちに電器店から自宅に帰り、ネットで、アンテナ各社の
 製品カタログを見比べました。各製品の使用者の感想なども
 読んで、DXアンテナの UAH800 なら、20素子型アンテナ相当の
 高感度だというし、とりあえず、今ある中で、弱電界にも対応できる
 平面アンテナは、これしかないのだし、これでダメだったら、あきらめも
 つくだろうと、[41dB形]ブースターの BU41L も併せて、実験させて
 くれた電器店で発注しました。

 さて、結果は。

Img_3443

 最高68ぐらいの受信強度が得られ、ばっちり、地デジを受信する
 ことができました。このくらいの受信強度が得られるとなると、
 予定していた車外設置でなくとも、車内にアンテナを置いても
 充分映ります。

Img_3450

 おりしも、里山は、菜の花が、花盛り。

Img_3453_2

 しあわせな春の日でした。

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へろへろ自作→他作キャンピングカー」カテゴリの記事

コメント

あのぅ、ごく初歩的な質問をいたしますが、
地デジの平面アンテナというのは、常に一定の
方向に向けていないといかんってことは
ないのですか?
今までテレビのアンテナというのは方向が
厳密に規定されてましたから、車に乗せて走るとなるとその辺がどうなってるのかと、、。
そういえば、アナログの車載テレビでも走る方向を気にしたことはないなぁ??

 そうです。電波がイチバン強い方向にアンテナを
 向けてやる必要があります。ですから、車外に
 固定した場合は、角度の調整範囲が限られますから
 受信状態によっては、車の向きを変えなくては
 ならなくなります。さいわい、車内にアンテナを
 置いても受信可能なようなので、道の駅なり、
 SAなりに到着したら、アンテナをくるくるっと回して、
 いちばん、受信強度の高い方向に向けてやろう
 という考えです。

 走行中にTVを受信しようという気持ちがないので、
 こんな方法でよいのですが、これなら、BSも、高価な
 自動追尾式でなくても、一般的なパラボラアンテナと、
 リモコンで上下させたり、回転させたりする装置さえ
 あれば、受信できそうですから(仰角だけは、あまりに
 遠方に行った時には手動で修正が必要かも)そのうち、
 作るかも~

あのぅ、全く関係ないことかもしれませんが、
マンション直前まで受信できていた某FMが、
マンション内に入ったとたんに、全く聞こえない、
なんて、フツーにあることなのでしょうか??
ラヂオだけが頼りな我が家には、結構ショック。


 関係ないどころか、図星、ぴったんこ、ズバリそのものです。
 電波は目に見えないからムツカシイ。目に見えないけど、
 たしかに、そこにいる。だから、ちゃんとつかまえてないと
 ちょっと、マンションに入るだけで逃げ出したりする…
 そんなことがフツーに起こります。

 逃げ出したFM電波君を捕まえるには、ヘンテナが最高です。
 ヘンテナというのは、ちょっとヘンなアンテナという
 意味ですが、ワリと簡単に自作できるのが特徴です。

http://www.euqset.org/archives/059134.html

 ぜひ、作って、逃げ出したFMクンをつかまえてください。

ジョーダンかと思ったら、本当にあるのですね、ヘンテナ!
ベランダだけはたっぷりあるので、挑戦してみます。


 ずいぶん昔から作ってみたいと思っているのです…ヘンテナ
 その変な性質から、いろいろ、用途が広がりそうです。
 構造的にも、くるくるっと巻いて、どこにでも持って
 いけるし。ぜひとも、挑戦して良い結果が得られることを
 期待しています。がんがれ!
 
 

ブタ+ブタは逆効果です
高感度アンテナ+高利得ブタの組み合わせがベストです
車内では隣に大型トラックなどが止まったら映らない可能性も有るかもしれません。

スカイファントムhttp://av.watch.impress.co.jp/docs/20061027/maspro.htm
も利得よさそうですが車内は無理ですね。


 そういうことらしいのですよね。ブースターに関する知識が
 欠如してました。

 UAH800は、平面アンテナであるにも関わらず、
 アンテナ利得7.5~9.5dBが得られ、弱電界エリアでも
 使えるというので選びました。平面アンテナの中から
 チョイスしたのは、車外に取り付けた場合、車両側面に
 取り付けることができて車高が変わらず、走行抵抗も少なく、
 取り付けもガッチリできそうだからだったのですが、
 車内設置で受信できるなら、それに越したことは
 ありません。車両の左右どちら側にも置くことが
 できるし、角度調整も手でできます。ブースターは、
 もう少し利得の高いものを選ぶことができたかも
 知れませんが、DXアンテナの家庭用ブースターの中では、
 BU41L が、いちばん、高利得だったのです。

 ま、いずれにしても、良い結果が得られたので、ホッと
 しました。

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