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2010年6月16日 (水)

自作パソコン

 できる人から見ると何でもないことが、できない人からは、まるで、神業か
 何かのように見えるってことは、よくある話。パソコンの自作も、そんな
 ひとつでしょうか。やったことがない人から見れば、まるで、魔法?でも、
 実は、幼い子がレゴブロックを使って作品をこさえてるほうが、よっぽど、
 複雑な作業をしているのです。まず、パソコンって、何種類の部品から
 構成されてるかというと、まず、筐体、つまり、パソコンケースですね。
 次に電源ですけど、筐体に組み込まれた状態で売られてることが、
 けっこーあります。次にマザーボードとか、メインボードと呼ばれる基盤。
 その基盤上にセットするCPUとメモリ。あとはハードディスクや、
 CD-ROM(ではなくて、最近は、ほとんど、DVD-RWなど)。最近少なく
 なりましたが、フロッピードライブもありますね。以上に加えて、昔は、
 各種PCIボードなるものをマザーボードに何枚も挿していました。
 でも、かなり前から主要なPCIボードが、すでに、マザーボードに
 組み込まれていて、付け加える必要が少なくなりました。あるとすれば、
 マザーボードに組み込まれているよりも、相当、性能の高いものに
 置き換えるためにビデオカードを挿すとか、ワンセグ化するとか、
 無線LANを組むとかなどなどに限られてきてると思います。

 他には、マザーボードとHDDを繋ぐケーブル類などがありますが、
 マザーボードを買ったら、同梱されていたりします。結局、本体部分は、
 せいぜい、10種類程度の部品で構成されていて、これらを買ってきて
 組み立てる行為を「パソコンを自作する」と言います。この他にも、
 パソコンを操作するためのキーボードとマウス。パソコンがやってる
 ことを見るためのモニター。印刷するためのプリンターなどが必要ですが、
 これらは、組み立てるというよりも、買ってきた製品を繋ぐだけですし、
 モニターが壊れたので、買ってきて繋いだからといって、パソコンを
 「自作した」とは言いませんよね。

 ここ何年かでHDDや、電源、メモリなど、主要な部品の大幅な規格変更が
 あり、昔のパーツが使えなくなったりしてますが、自作パソコンが華やか
 だった頃、約10年間ぐらいに渡って、各パーツの性能は、どんどん、
 向上して、価格は、どんどん、下がり、それでいて、主要部品の規格は
 ほとんど、変更がありませんでした。ですから、ほんのちょっと投資する
 だけで、飛躍的に自分のパソコンの性能をあげることができ、次から
 次へと新しい部品を買ってきて、パソコンの性能向上を目指してると、
 手元にパソコン1台分の部品が余ったりして、じゃあ、もう一台組もうか
 なんてことになり、3台も4台もパソコンが、部屋の中に転がるように
 なっていきました。

 話が、違う方向に行きだしたので、ちょっと、戻すと、パソコン本体は、
 わずか、十種類前後の部品で構成されていて、それらを組み立てる
 には、たいていの場合、プラスドライバーが一本あれば、事足ります。
 その組み立ての難易度は、ホームセンターで売ってる本棚の組み立てと
 同等です。

 では、なぜ、多くの人が自作パソコンに飛びつくことがなかったのか。
 ひとつは、先入観の問題もあるでしょうけど、問題が発生したときに、
 それを解決するには、それ相当の知識を必要としたからでしょう。
 たとえば、上に出てきたPCIボードですが、マザーボードに組み込まれて
 いなかったころには、5枚とか6枚のボードを挿すのですけど、これが、
 よく競合して、それを解決するのは、かなり難解なパズルを解くのに
 匹敵しました。今ほど、インターネットも普及してませんでしたから、
 問題が発生するたびに町の本屋さんでパソコン関連の雑誌や本を
 立ち読みして、原因を探ったものです。

 現在では、OSもマザーボードも進化してますから、自作しようとすれば、
 当時よりも、もっと、簡単になってますし、失敗や、問題発生の確率も
 下がってます。ただし、当時ほどの自作のメリットがなくなってきています。
 自作の最大のメリットは、自分がどのような目的でパソコンを使いたいかが
 ハッキリしていたら、その目的に合うように、必要なところは、高性能に、
 必要でないところは、思いっきり低価格のものを使うか、あるいは、バッサリ
 省略して、コストパフォーマンスを最大にできることでした。たとえば、
 音が必要でなければ、サウンドボードは必要ないし、サーバーとして
 使うのなら、ビデオカードは、最低限のものがあれば良いし、CPUは、
 そんなに速くなくて、むしろ、遅いもので、長時間運転しても発熱などが
 少ない方がいいとか、動画を処理するのであれば、最高性能のビデオ
 カードが欲しいし、ゲームをやるなら、臨場感あふれるサウンドが欲しい
 ですよね。このように、メリハリをつけて、お金をかけるところと、
 かけないところを明確にすることで、自分にピッタリのパソコンを安価に
 入手できたのです。ところが、今の状況は、二極分化というか、高価な
 ものは、何もかも高級で、より高価になり、低価格のものは、何もかも
 省略されて、拡張性が低く、自分用にピッタリのパソコン組むには
 性能不足になっているように見えました。

 パソコンを自作する上で、もっとも、困難なのは、今現在のトレンドが
 どの方向で、どういう狙いでパーツを選べばよいかを判断するための
 良質な情報を得ることです。常に興味を持ち、いろんな雑誌なり、
 メディアから、常にバランス良く情報を入手し、的確に情報評価が
 できるような真のマニアは別として、何年かに一台組むかどうかと
 いった一般ユーザーには、非常に困難なのです。で、私なんかは、
 ここの部分をどうしてたかというと、信頼できるパソコンショップで、
 信頼できる店員から情報を得て、どのようなパーツを選ぶかを決めて
 いました。ところが、長年、通っていた、そのお店も閉店してしまって、
 今さら、自力で一から情報を集め直すだけの気力もなく、もう、自作
 することはないだろうと思っていました。

 今回、自作パソコンのひとつが、ハード上のトラブルを起こし、半月ほど
 原因の究明に努めましたが、とうとう、マザーボードの不具合なのか、
 CPUの不具合なのか、問題の切り分けができず、かといって、この
 パソコンだけが、SATAという最近の規格のHDDが使えるパソコン
 だったので、他のパソコンでは、代替えできないため、やむを得ず、
 組んだのでした。メモリも、規格がDDR2からDDR3に変わっていて、
 前のものは使えなくなっていました。

 買いに行ったお店で、目的に合わせた組み合わせの中でイチバン
 低価格になるパーツを選んだのですが、さすがに、最新となると、
 性能が違います。手持ちのノートは、2GHzのCPUを積んで、メモリも
 752MBなので、そこそこの性能だと思っていました。このノートで
 google の地図を読み込ませていたのですが、40万枚の地図を
 読み込むのに、ほぼ、4ヶ月かかりました。ところが、3GHzの
 Intel Core 2 Duo というCPUに、1.96GB のメモリを積んだ今度の
 パソコンは、5時間で49万700枚の地図を読み込みました。
 それでいて、CPU温度は、26℃で、文字通り涼しい顔で働いてます。

 今回のパソコン修理には、部品代 29,997 円かかりましたが、
 その費用に見合うだけの満足は得られたというのが結論のようです。

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コメント

こちらの記事を読んで、改めて前回の写真を見ると、
それぞれのパーツが見えてきたような気がする!
特にCPUファンというあたりは、美しいです。

価格的にも機能的にも融通の利く時代には、
文字通り「マイ」PCを楽しめたのですね。


 パーツの使い回しができたのが、自作を続ける大きな原動力でした。
 それと、価格の実質下落ですね。つい、1年前より、2倍の性能で
 二分の一の価格となると、欲しくなるじゃないですか。その次の年には、
 また、性能は2倍に向上して価格は二分の一。こんな
 状態が何年も続いて、まるで、夢のようでした。今、家の中に
 転がってるパーツは、稼働させてる2台を除いても、
 おそらく、4台は組めるだけの数が転がってると思います。
 しかし、それらは、今のパソコンの性能に比べると、
 百分の一とか、もっと、それ以下の性能でしょうけど、
 ほんの十年前には、最新鋭機だったのです。

 CPUファンの美しさがわかるなんて、もう7年前に
 そうだったら、立派にパソ子ちゃんになっていたのに、惜しい!

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