帰宅してから、一週間以上、ただ、ひたすらに休養の日々でした。遊びに
行って、休養なんて、ぜいたくとしか言いようがありませんが、必要
最小限の家事と、のっぴきならぬ用件(キウイの収穫だとか)を片付ける
以外は、溜まっていた新聞を読んだり、船の中で読み終えることが
できなかった小説を読んだり、沖縄行きのためにパケホーダイフラットに
したのに、使い切れなかった 6GB ぶんを映画のダウンロードに使ったり、
その映画を見たり… まあ、いつもの引きこもり生活です。
そんなダラダラした生活から、いつまでたっても抜けようとしないので、
火曜日の晩に女房にドヤされて、水曜日あたりからムリヤリ社会復帰中
ですが、女房からもらった風邪のせいもあり、半日引きこもり、半日
復帰中ってところです。
ケガは、ずいぶん、良くなりました。打った膝を誤ってついても飛び上がる
ようなことはなくなりましたし、階段を降りることがだけができなかった
のも、ほぼ、解消しました。平地は普通に歩行できます。じっとしている
限り、痛みは、まったく、ありません。バイクの車検証も、掘りごたつを
出してるときに見つけました。明日くらいから、毎日のように予定が入って
いるし、そのあとは、娘のウェディングウェルカムボードを製作したり、
年賀状の準備などをしてたら、あっというまに今年は終わってしまうような
予感がします。
伊江島へのフェリーは、小学校の遠足や高校の修学旅行生などで、あふれて
いました。
フェリーは、一日に4便あるので、1便で渡って、4便で帰ってくれば、
島には6時間以上滞在できるので、充分すぎるほど時間はあります。
フェリー乗り場でもらった観光案内のパンフレットやコース図を参考に
出発したのですが、基本的な見どころというのは、数ヶ所しかなくて、
そこへ3台のバスに分乗した小学生が押しかけると、見物どころでは、
なくなります。で、まず、コースの二番目の米軍補助飛行場の位置を
確かめに行き、そのあと、ニャティヤ洞に折り返しました。
朝は、曇りがちの天気でしたが、晴れてくると暑くて、何枚か脱いで、
調整をして、米軍補助飛行場に向かいました。
今はもう、飛行場としては、まったく、使われていないようで、島を
横断する広い道路として観光バスなんかも、ここを走ってました。
ブッ飛ばせば、気持ちよさげですが、劣化が激しく、コンクリートは、
細かくヒビ割れ、その上に砕石化したコンクリート片が散らばってるので
私の腕前では、慎重に慎重に走るしかなく、その意味では、思ったより、
つまらない場所でしたが、飛行場の残骸なんて、初めて見るし、実際に、
走行できるのですから、私的には、ニャティヤ洞よりもオススメポイント
です。
さて、写真も撮ったし、出発しようとして、あれ?なんだか、簡単に
乗れちゃうけど…と思ったら、後ろに積んでた荷物がありません。
ニャティヤ洞で、脱いだ服をザックに入れたあと、荷ヒモでくくるのを
忘れたようです。これが、VI.1 で予告した荷物くくりつけ忘れ事件です。
来た道を引き返してみると…
どなたか、拾ってくれた方が、道路の脇にわかるように置いてくれて
いました。しかも、私は、この写真の向こう側から走ってきて
落としたのですから、探しに戻ったときにわかりやすいようにと、
わざわざ、道の反対側に置いてくれたに違いありません。座間味のスマホ
事件といい、この事件といい、人の暖かさに触れる旅でした。もちろん、
船の中の濃い人も、暖かかったんですよ。神戸で下船するときになって、
その濃い人のバイクがバッテリーあがりしていることがわかったのです。
私は、先に降りて、船のほうに引き返してみると、すでに下船して、
携帯で誰かに連絡をとってました。電話が終わるのを待って、挨拶すると
握手のために差し出した手を強く握りかえしてくれました。いつか、また、
どこかで会おうと。
↑↑↑は、伊江島塔頭をバックに撮った普通の記念写真のように見えると
思います。しかし、アップしてみると…
前輪が不自然にフェンスに当たって埋まり込んでいるのが、わかります?
これが、有名なドラスタ埋まり込み事件の現場写真です。実は、この場所、
伊江島塔頭の展望台に行こうとして迷い込んだ水道施設か何かで、ここで
行き止まりになってます。せっかくなので、記念写真を撮ろうと、バイクを
Uターンさせて、スタンドを下ろしました。そのスタンドが、ズブズブと
土の中に埋まって、バイクが転んでしまったのです。今回は、バイクから
降りてのことでしたから、下敷きにもならず、当然、ケガもないのですが、
こう見えて、この道、けっこう傾斜があり、アスファルト部分以外は、
軟弱地盤で、転倒したバイクを起こしながら、アスファルトの部分まで
引き上げることは、とても、一人ではムリな状況でした。もちろん、
都合良く助けてくれる通行人も登場するような場所ではありません。
で、悪戦苦闘、なんとか、フェンスを使って半起こし状態にしたのが、
上の写真です。倒れたのは、向こう側ですが(神戸で転倒したのも、
向こう側)一度、手前に倒して、ステップを軸にバイクの向きを回転させ、
前輪をアスファルト方向にした上で、もう一度起こして、バイクが坂道を
降りようとする力を利用して起こしたのでした。おかげで、バイクの右側
ハンドルグリップのメッキに傷が入っちゃいました。
↑↑↑が本来の展望台駐車場。モタモタしたせいで、小学生の遠足バスに
先越されちゃいました。
塔頭に登ると、360°の展望です。迷い込んで涙目になった場所も、よく
見えました。
あとは、撮った写真を何枚か紹介。
↑↑↑湧出展望台からの光景
↑↑↑初めて実物を見たオスプレイ
灯台は基地の中にあるので、近寄ることができません。
団結小屋跡_1
団結小屋跡_2
具志原貝塚
※ 今朝の朝刊見て、びっくらこきました。ALPHARD 見開き全面広告!
バックに写ってる島が、伊江島です。ALPHARD が写ってる桟橋は、
おそらく、水納島ですね。
※ 伊江島名物の伊江ソーダ。大事な告白の前に飲むと勇気をもらえるソーダ
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