菜の花畑~竹原町並み保存地区 II
すっかり、満腹して、さあ、出発すると、ちょうど、笠岡市長選の長い
車列に出くわしました。あとで新聞を読むと新人同士の一騎打ちだった
ようで、選挙日の前日でもあり、過熱している感じが伝わってきます。
選挙カーの列の後に続いて、2号線を西に向かうと、もうひとつの陣営の
車列が横から出てきました。私の前を行く選挙カーでは、ウグイス嬢から
マイクを取り上げた候補者自身が「Mさんも、がんばってください」と、
エールを送りました。受け取ったMさん側は反応せず、無視したカタチに
なりました。翌日のニュースで、Mさんが当選したと知りました。
西に西にと進んで、福山市内は、車が多かったけれど、渋滞というほどの
こともなくて、尾道バイパス、三原バイパスと、おおむね、順調に進んで
女房の「竹原って、三原よりも遠かったん?」という言葉を独り言として
受け流しながら車を走らせていくと、2号線から外れて左折せよとナビが
言います。ん?竹原は、2号線沿いと思っていた私は、あれれと思いつつ
橋を渡ろうとすると、「ここは、違う!」と女房の肉声ナビ。その橋は、
車1台がやっとという狭い橋だったので、思わず、女房は叫んだのですが
通り過ぎてみても、やはり、その橋しか左折できる橋は無くて、Uターン
しました。橋を渡ったところで、右折と左折を私が間違えて、またまた、
お店の駐車場を利用してのUターン。ナビは、軽トラしか走らないような
農道に誘導したりして、なかなか、マニアックなコースを案内します。
県道76号線に出て、なおも進むと、だんだん、道幅も広がって、快適な
ドライブとなりました。14時半に、竹原市に到着。道の駅の標識が見えた
ので、そちらへと車を進めて行くと、街の真ん中に道の駅がありました。
思いつきで竹原に来たので、下調べも何もしてなくて、とりあえず、車を
駐めたくて、道の駅を目指したのですが、狭い駐車場は、満車でした。
それでも、何とか運良く出発する車と入れ替わりに駐車することができて
水路を隔てた道の駅の建物に入り、女房がショップで衣類などを見ている
うちに、竹原市の観光案内のページを GALAXY Note で呼び出して調べて
みると、町並み保存地区は、道の駅に隣接した区域にあることがわかり
ました。まだまだ、ショップを見て回っていたそうな女房でしたが、
すぐ近くに町並み保存地区はあって、歩いて行けることを話して、出発
しました。
安芸の小京都と呼ばれる竹原は、江戸時代初期に竹原湾を干拓してできた
大新開に興した製塩業をきっかけとして発展してきたというようなことを
町並み保存センターで知り、もらったマップ片手に散策しました。
竹細工の店は「この店、TVに出てた」(女房談)の店で、竹で編んだ
繊細な作りのバッグなどが置いてありました。他の店も覗いてみましたが
女房が探す竹の一輪挿しは、見つかりませんでした。
道の駅は満車状態だったというのに、町並みには、あまり、観光客が
押し寄せていなくて、どちらかというと、閑散としてました。
今年は、桜が遅くて、まだまだ、盛りです。
町並みの中の水路は、写真のように竹で覆われている箇所が多かったので
何の目的で、このような覆いがあるのか、町の人に聞いてみました。
転落防止という実用的な意味もあるけど、去年の秋に行われた「町並み
竹灯り ~たけはら憧憬の路~」というイベントでライトアップしたときに
使った竹覆いを、そのまま残しているんだとの答えでした。
↑↑↑んな感じになるようです。(広島ニュース 食ベタインジャーから
拝借)
散策の後は、竹原市街から、10kmちょっとのところにある湯坂温泉に
日帰り入浴して、湯ったりしたのでした。帰りの道は、多少、混雑した
場所もありましたが、全体としては、スムースで、途中、食事も済ませて
帰宅時刻は、20時半でした。
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