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2012年12月27日 (木)

キッチン・リフォーム 03

 床のべニア板が傷んで、ギシギシと、たわむ2箇所は床下から支える形で
 補強しました。

Img_2058

 キッチン・リフォーム 02 までで、床の下地となるベニア板は、すべて、
 完了したつもりだったのですが、次の工程に進もうと、道具類や材料を
 片付けてみたら、その下に、4mm くらいのスキマがあるピースを見つけて
 しまいました。そのままにしておいても、上からクッションフロアを
 貼るので隠れてしまうところです。どうしても気になるなら、底辺が
 4mm の細~い三角形の木片で埋めることもできます。でも、やっぱり、
 気になって作り直してしまいました。

Img_2064

 作り直したピースは、周囲のベニアと色が違って、ちょっと、赤みがかって
 います。色の違いは、樹種や、同じ樹種でも、どの部分が使われたかによる
 のですが、作り直しのために、追加で買った、このベニアは、2類という
 タイプで、ホームセンターなどでも売ってるものです。他のピースは、
 1類のベニアを使ってます。1類と2類の、どこが違うかというと、1類の
 ほうが、耐水性が高いのです。1類よりも耐水性が高いのは、特類という
 ベニアで、2類の下には、3類という粗悪品もありますが、これは、現在、
 ほとんど生産されていないとのことです。耐水性の差は、使われている
 接着剤の違いから生じます。

  特類 フェノール樹脂
  1類 メラミン樹脂
  2類 ユリア樹脂
  3類 増量ユリア樹脂、ガゼイン、膠等

 作り直すくらいですから、1類のものを使いたかったのですが、あいにく、
 品切れだったので、2類でガマンしました。水が直接かかる恐れが小さい
 位置でもありましたし。

 以上で、一応、木工事部分は終えたので、いよいよ、クッションフロアを
 貼る工程へと入ったのが、12月10日でした。

Img_2067

 「クッションフロアの貼り方」というようなページを参考に床に合わせて
 切り抜いてみましたが、あっというまに、4枚失敗しました。
 難しそうに見えることは、実際にやってみると、やっぱり、難しい
 ということが、身にしみてわかりました。これはもう、クッションフロアを
 あきらめて、フローリーングに変更するしかないかと、思い始めましたが、
 待てよ、ここは、オギカズさん方式で型紙を使って切り抜いたら、なんとか
 なるかも知れないと、ひらめきました。

Img_2079_2

 失敗したクッションフロアを使って型紙を作り、それでも、失敗したら、
 その失敗したものを型紙として使って、より、精度の高いものにするという
 手順で、切り抜いていきました。クッションフロアは柔らかくて加工が
 しやすいし、カッターナイフを使うので、誤差も、0.05mm くらいまでに
 縮めることができます。適度な厚みと柔軟さを合わせ持つので、たわみや、
 折れ曲がりによる誤差も生じにくいことも、型紙素材として適しています。

Img_2082

 こうして、最初の一枚が、ほぼ、満足できる形で切り抜くことができると、
 同じ要領で、クッションフロアのピースが、次々と、できあがって
 いきました。

Img_2088

 ↑↑↑が、型紙を作ったところです。

Img_2090

 型紙の段階で、↑↑↑くらいの精度になってますから、これを元に切って
 いくと、かなり、満足度の高いピースができあがっていきます。

Img_2095

 相当に複雑な形状のピースも、型紙方式で、比較的容易に切り抜いていく
 ことができました。

Img_2119

 そして、ついに、全ピースの切り抜きが完了しました。

Img_2129

2012年12月22日 (土)

キッチン・リフォーム 付録

 キッチン・リフォーム のほうは、遅々として進みませんが、それでも、
 じわじわと前進はしているわけで、昨日、やっと、6ピースに分かれる
 クッションフロアの切り抜きが終わりました。ホントは、もうひとつ、
 床下収納の蓋の部分に貼るピースが残ってますが、これは、たぶん、
 楽勝です。それと、コーナーキャビネットのドアがボロボロなので、
 表面を剥いで、クッションフロアを貼ったらどうかなどと考えています。

 キッチン・リフォームは、そんな具合ですが、せっかく、電動ジグソーが
 手元にあるので、数年来の懸案事項である改良工事をしました。試し切り
 したあとに、思い出して写真を撮ったので、端っこが積み木状になって
 ますが、階段の登り口が↓↓↓のようになってました。

Img_2100

 これを、↓↓↓のように切取るという改良工事です。

Img_2104

 ↑↑↑の写真の右側にドアが見えますが、ここは、トイレです。画面
 右側の居間からトイレに向かうとき、運が悪いと、この三角のでっぱりに
 足をぶつけて、小指の根元が裂けるかというほどの痛い目にあったことが、
 過去に何度もあったのです。

Img_2114

 ちなみに。私の部屋の出入り口にある同様のデインジャラスゾーンは、
 ↑↑↑のような対策を施しています。

Img_2113

 完成です。このくらいの作業なら、1時間足らずで、できちゃうんです
 けどね。その1時間のうち、20分ぐらいは、掃除したり、工具を
 出したり片付けたりしてたような気がします。せまい現場での作業では、
 掃除と片付けは、作業時間のうち、かなりの割合を占めますね。片付けが
 きちんとできていないと、道具を探し回る時間が増えます。ケガも起こし
 やすくなりますし。掃除と片付けは、私の苦手事項の最上位グループに
 属しています。だから、キッチン・リフォームに想定外の時間がかかるの
 でしょうか?

2012年11月30日 (金)

キッチン・リフォーム 02

 なかなか、続報がなく、首が長くなりすぎて、頭が床に転がっちゃった
 人も多いと思いますが(いない、いない。もし、いても、多くない)
 キッチンのリフォームの続きです。

 いろいろ、言い分はあったのですが、最期の一枚の形状が複雑なので、
 板に引いた図面に合わせて型紙を作ってみました。

Img_1977

 最初、新聞紙で型紙を作ってみましたが、これは、想像通り、使い物に
 なりません。ホントは、適度な厚みのある堅い紙がいいのでしょうが、
 一辺が、70cm を超えるものを作るには、適当なものがありません。
 今回は、キッチンのリフォーム後に使う予定で、すでに購入してある
 サイドボードを運ぶ養生に使った大きなダンボール紙があったので、
 それを使ったのです。

Img_1978

 さっそく、切り抜いた型紙を現地にはめてみると ↑↑↑ 左側は、
 あまったので、折り曲げなければ入りませんでした。それはよしとして、
 問題は、↓↓↓ で、左奥に 5mm くらいのスキマが生じたことです。

Img_1979

 当然のことですが、寸法があまったときには、修正できますが、足らない
 ときには、どうしようもありません。しかも、それが、5mm ともなると、
 もう一度作るしかなくなってしまいます。おお。型紙を作って良かった。
 ホントに「老いてはオギカズさんに従え」なんだなあと、心から感謝の
 気持ちが、そのときには、わいたのです。

Img_1989_2

 寸法を修正して、型紙を作り↑↑↑、再び、現地に合わせようとすると、
 他はいいのですが、左奥がどうにも入らないのです。↓↓↓

Img_1993

 計り直してみると、5mm くらい寸法が長いのです。あれれ?どういう
 こと?と、ベニア板で、型板を作ってみました。↓↓↓

Img_1999

Img_1998

 やはり、長いようです。型板と、計測とで、結局、4mm 短くすることに
 しました。

Img_2001

 真ん中の線が、最終的に引いた線です。下が、最初の位置。上が、最初の
 型紙に従って、修正したときの位置です。

Img_2003

 そして、↑↑↑が、修正した線に従って切った板です。最初の型紙を作る
 前に比べると、修正したのは、左下隅の点を 1mm 外側にしただけって、
 ことになります。

Img_2004

 いよいよ、ハメてみると、上の画像では、ぴったりのように見えますが、
 左辺は、もう 0.5mm 短いほうがベターでした。半分、たたき込んだような
 ものです。

Img_2006

 右辺に最大 1.5mm 程度のスキマができてしまいました。

 以上のことから、型紙を作って修正する前の一番最初の線に従って切り
 抜いていたら、右辺のスキマは、もう、1mm 程度小さくなり、一番奥の
 左横に、0.5mm 程度のスキマが生じていたことになります。もちろん、
 これは、結果論ですが、型紙は作らない方がいいというのは、立証できた
 結論と言えるようです。まず、型紙を作るのに適切な紙というのは、通常、
 身の回りにはなく、購入してくるしかないこと。適切な紙を選んだつもり
 でも、紙の性質として、たわんだり、折れ曲がったりして、誤差を生み
 やすいこと。作った型紙に多少の誤差があっても、現地にハメると、
 なんとか入ってしまうので、型紙の目的である誤差の計測が困難なこと。
 しかも、そのため、あらたな誤差を生じる原因となりうることなどなどが
 その理由です。もし、どうしても作るなら、紙ではなく、板を切り抜いた
 型板なら、正確なものができますが、それなら、最初から寸法通り、
 切った方が早い。それで、もし、それが寸法オーバーなら、修正すれば
 いいし、寸法足らずだったら「これは、型板なのだ」と自分をごまかせば
 いいということになります。

2012年11月15日 (木)

キッチン・リフォーム 01

 先月末から取りかかっているキッチンのリフォーム。半月経過しても、
 進捗状況は、はかばかしくありません。

Img_1857

 緑の生ゴミペールが写ってる場所には、↓↓↓の食器戸棚がありましたが、
 工事のために、運び出しています。

Image1_2

 右側は、↓↓↓んな感じです。

Img_1887

 もっと、全体的な様子がわかる写真もあるのですが、女房の名誉のために、
 掲載することができません。まあ、油断したら、どこのご家庭でも起こり
 得る程度に散らかり放題であると想像してください。

 今回のリフォームのきっかけは、床のベニヤが経年劣化により、表面が
 剥離してきていることへの対応と、おそらく床材と床材の接合部分の
 破損により、一部、沈み込みが発生していることへの対応が必要になった
 ことです。床材の表面の剥離により、生じたひっかかりへの応急処置
 として、↓↓↓のように、ビニールテープを貼っているような状態でした。

Img_1871

 床を踏むと沈み込む部分への対応は、床下に潜り込んで、↓↓↓のように、
 12mm 合板を当てました。

Img_1971

 文章にすれば、たった2行の作業ですが、これだけでも、何時間もかかり
 ました。

 床表面の痛みに対しては、6mm 合板を現在の床の上に敷き詰めて、
 クッションフロアを貼るつもりです。

Img_1882

Img_1899

 これも、文章にすれば、たった2行の作業ですが、半月経過しても、工程の
 半分もできていません。たとえば、↓↓↓の部分も、

Img_1880

 慣れた方なら、1時間ほどの作業に見えるでしょうけど、左上部分は、
 ↓↓↓のような加工を必要とします。

Img_1877

 この作業の困難さは、作業が細かい点ではありません。↓↓↓の写真の
 ○印のところ、すべて、直角ではありません。

Img_1878

 このことが、どんな困難を発生するかというと、あらかじめ、すべての
 形状を線引きしておくことができないということなのです。ひとつの辺を
 切っては、次の辺の位置決めを現物あわせして線引きし、切断するという
 作業を繰り返していくので、途方もなく時間がかかるのです。
 で、だんだん、嫌気がさして、何日も放置したりして、日数ばかりかかる
 割には進捗していないという事態に陥るのです。

 それでも、合板を敷き詰める工程については、時間さえかければ、完了
 します。でも、クッションフロアは、施工したことがないので、非常に
 不安です。

Img_1902

 まず、道具を買い揃えました。はたして、ちゃんと、貼ることができるの
 でしょうか。

2011年5月11日 (水)

その前、その後

 「菅総理が、いいことを言った」
  浜岡原発停止は、大多数の素人の不安に応えることになり、私も、
  不安を抱えていたわけで、大賛成です。こんなことは、菅総理しか、
  できない離れワザです。もし、このタイミングで、誰かに総理の
  椅子を譲るなら、歴史に名を残す名宰相となれるんですけど。
 
 「アケビとムベ」
  花のカタチが、全然、違うのですね。

Img_5100

  ↑↑↑が、アケビの花で、
 
  ↓↓↓が、ムベの花。

Img_5103
 
 
 「ウォシュレット」
  ボランティアに出かける直前に、念願のウォシュレットを我が家に
  導入したのでした。正確に言うと、ボランティアに出かけるために、
  予定していた工事日を一週間繰り上げてもらったのでした。いやあ、
  ウォシュレットって、ホントに、快適です。
 
 「Windows 7」
  これも、出かける前、ついに導入し、ひとつ、不具合があったので、
  ショップに、持ち込んで解決してもらい、受け取って、確認する間も
  なく、出発したのでした。帰宅後、どうも、不具合が解消していない
  ようだったので、再び、ショップに持ち込んで、今度こそ、解決した
  ので、さて、いろいろ、設定していくかなというところ。

2010年6月18日 (金)

混合水栓

 我が家も、築30年を越えると何かと不具合が発生してきます。洗面所の
 混合水栓も、そのひとつ。しっかり締めたつもりでもポタポタと、しずくが
 垂れていたりしました。そこで、対策として、湯のほうは、止水栓を締めて、
 水のほうだけを使用するようにして、ハンドルをレバー式に交換しました。

Img_3947

 左のタイプのハンドルよりも、小さい力で強く締まります。何年も、
 これで凌いでいたのですが、少しパッキンが摩耗してくると、ごく少量
 ですが蛇口からの水漏れが発生しました。いずれ、抜本的な対策が
 必要だとは思っていましたが、一日延ばしにしておりました。

 今日は個人休日をとっていましたが、雨だし、散髪や女房の送迎などの
 雑用で細切れの時間しかとれないし、思いついて、混合水栓の交換に
 取りかかったのです。ホームセンターで、シングルレバーの混合栓を
 買ってきて作業に取りかかりました。

 まず、水道の元栓を閉めて、古い混合栓を取り外そうとしたら、モンキー
 スパナを始め、いろいろ、工具が足りません。すべて、里山に置いて
 いるのです。仕方がないので、里山まで工具類を取りに行きました。
 元栓を閉めても、蛇口を開けると、けっこうな量の水が出て止まり
 ません。たぶん、二階部分の水道管内にある水が出てきているに
 違いないと思い、これも、里山に行ってる間に出てしまうだろうから、
 まあ、完全にムダな時間というワケでもないかと思っていました。

Img_3949

 里山から道具を持って帰ってきてみると、女房が憮然とした表情で
 待っていました。なんでも、元栓が、きちっと閉まっていなくて、それで、
 なかなか、水が止まらなかったということらしく、5分ほど叱られました。

Img_3953

 混合栓は、洗面台の裏側から留められており、シンクの形状のせいで、
 工具が入りにくく、混合栓を外すだけでも、意外と苦戦を強いられました。

Img_3965

 新しく買ってきた混合栓には、立水栓用逆止弁がついていて、この
 長さぶんだけ、給水管を短くする必要が発生しました。里山から
 持ち帰った道具の中に、金ノコは含まれていません。でも、自宅の
 道具箱に金ノコ用のノコ刃だけはあったので、これを使って切断に
 とりかかりました。

Img_3959

 ギコギコと、ノコ刃で切っていくのは、けっこーツラクて時間がかかる
 作業です。途中で中休みも兼ねてホームセンターへ買い物に出かけ
 ました。

Img_3963

 給水管と、止水弁をつなぐところに使うパッキンです。我が家で
 水道工事をしてると、たいてい、途中で部品の買い足しに行く
 ようになります。外してみないと、どこに、どんなパッキンや、
 その他の部品が使われているのか、わからないのです。
 それに、変形して使い物にならなくなったパッキンの現物を
 持って行かないと、ホームセンターで、どれを買ったらいいのか
 わからないことが多いのです。買ってきたパッキンは、外径が
 18.5mm ですが、同じような形のパッキンで、外径が17mm、
 17.5mm のものも売ってました。持って行ったパッキンは、
 変形して、外径は、19mmを超えてますから、商品の裏の説明を
 読んだり、あてがったりしながら、どれを買うか決めなければ
 なりません。それに、買いに行ったホームセンターでは、
 パッキン類が一ヶ所にまとめて置いてあるのではなくて、上水道
 関連、洗濯機関連、トイレ関連とコーナーが分かれていて、その
 それぞれに、パッキン類が陳列されていたので、結局、ぐるりと
 水回り製品が置いてある通りを全部見て回らないと探してる
 パッキンを見つけることができませんでした。

 そろそろ、夕刻ということでラッシュに遭いながら、40分ほどかかって
 パッキンを買って帰ってくると、女房が、またまた、憮然とした表情で
 待ち構えていました。元栓を止めても、少しずつ工事箇所から水が
 漏れるので洗面器で受けておいたのですが、これが小さすぎて、
 あふれてしまったのだそうです。あたりが水浸しになって、掃除が
 大変だったとかで、大叱られでした。「じゃあ、(混合栓の取り替えを
 このまま途中で)やめようか」とポツリ口走ってしまったので、さらに、
 火に油をそそいでしまって、10分間ほど叱られました。

Img_3967

 右側が、切断前の給水管。左側が切断後の給水管です。右外側に
 写ってるノコ刃で切って左外側のヤスリで切断面を整えました。これは、
 木工用のヤスリですから、金属に使うと刃を痛めちゃうのですけどね。
 給水管の材質は幸いなことに、銅管だったので、こんな道具でも、
 なんとかなりました。ステンレスとかでしたら、文字通り刃が立たない
 ので、もう、ひとっ走り、里山まで金ノコを取りに行かねばならぬところ
 でした。ラッシュの中、往復すると1時間近く、かかってしまいます。

Img_3976

 さて、とりあえず、一本、給水管を取り付けて、次の一本も切断して
 取りつけようとすると、前に取り付けたお湯側の給水管が邪魔して
 工具が使えません。仕方がないので、せっかくつけた給水管を外し、
 水側の給水管を取り付けようとしたら、ちょっと、長くて、どうにも
 取り付けができません。お湯側の給水管の長さに合わせて切断した
 ので長すぎたのです。左右の給水管の長さが違うなどということは、
 頭にありませんでした。仕方がないので、切断をやり直して、やっと、
 取り付け完了。ついでに、止水栓のパッキンも交換して、すべての
 作業が終わりました。ちなみに、最初に止水栓のパッキンを交換して
 おけば、少々、元栓がゆるんでいようが、水は止まるし、買い物中の
 溢水も起こらなかったワケで、女房に叱られることはなかったという
 ことになります。まあ、得てして人生は、そんなものです。

Img_3979

 里山への往復や買い物、女房からの叱られタイムなどのロスタイムを
 除いても、4時間以上かかって、やっと、取り替えが完了しました。
 ワンレバー式の混合栓は、もうひとつ、台所にあるのですが、それは、
 レバーを押し下げると水が出ます。今回の洗面所のほうは、押し上げて
 水を出す仕組み。慣れるまで、使用時に、ちょっと、混乱しそうです。
 そんなことまでは、気づかず、ちょっと、残念。

 細切れ時間を利用して取り付けできると思っていた混合栓、なかなかの
 難物でした。

2007年1月16日 (火)

乾燥押入

 なぜか、右下隅に穴があいた押し入れ。

Dsc00010

 扉を開けてみると…

Dsc00011_2

 中途半端なクローゼットのような…

Dsc00012_1

 実は、↑↑↑のように穴からフトン乾燥機の熱風を送り込んで
 使います。ここのところ、岡山では暖かい晴天が続いてますが、
 この季節と梅雨の頃は、洗濯物が乾きにくい季節です。そんな
 とき、この押し入れに、ハンガーに吊したままだったり、洗濯カゴに
 満載の生乾き洗濯物を入れてフトン乾燥機のタイマーをかければ、
 見事に乾きます。父が、30年以上前に製作した乾燥設備。
 季節になると大活躍します。今は、夫婦ふたりだけの生活ですが、
 子供たちや父がいた頃でも、一日分の洗濯物全部を一度に
 乾燥させることができた730リットルという大容量には重宝して
 きました。

 里山のダルマストーブの設置スペースやトイレ、谷川から引いた
 水道設備などもそうですが、こうした父が遺した数々の作品を
 見るたびに、DIYをやるからには、快適な暮らしを長く支え続ける
 ようなものを作っていかねばならないなと思います。これまでの
 私のDIYは、必要に迫られて、それでも、ずるずると先延ばしにし、
 これ以上、待つことができないというギリギリになって、やっと、
 必要最小限の工作をして間に合わせるといった傾向がありました。
 しかし、それでは、家人の喜びを得ることはない。自分が楽しくない。
 今後、DIYと農作業が暮らしの大部分を占めるようになっていくので
 あれば、今日、感じたことは、もっと、深化させていくべきテーマに
 違いありません。

2007年1月 2日 (火)

湯小屋

 あけましておめでとうございます。初詣は、近くの神社で済ませ、年始の
 挨拶も、女房の実家に顔を出した程度。寝正月を決め込んでいます。

 よく言うよ 2のゴミ部屋は、父の居室に使っていたところで、その父の
 葬式を自宅で行ったため、葬儀をとりおこなう部屋にあった物を急きょ
 運び込んだのがベースとなっております。その後、どうしても必要な物は
 元の場所に戻しましたが、不要不急の物は、そのまま、居座っております。
 今年は、父の七回忌にあたりますが、その間に出た不要物が、さらに
 積み重ねられ、見事なゴミ部屋に成長したのでした。

 認知症になる前まで父は、自分の食事は自分で作っていましたから、
 ゴミ部屋の左側は流しやガス台など、簡単な台所になっています。鍋も
 見えますね。アコーディオンドアで仕切られた、この部屋の奥の部屋は
 元から物置部屋なので、ゴミ部屋になるための素質をすでに持っていた
 と言えるでしょうか。この部屋には2階があり、そこも、ゴミ部屋化が
 徐々に進行しつつあります。これら、ゴミ部屋、物置部屋、それから、
 ゴミ部屋の2階を含む棟は、30年前に母屋を建て替えたときに壊さずに
 残したものです。すでに、築50年以上経っています。つまり、何らかの
 改造を加えて、その結果が失敗だったとしても惜しげがない建造物
 なのです。女房などは、壊して更地にして、そのあとに小さな家庭菜園
 でも作れば、そのほうが喜びそうですけど解体と廃棄物処理費用を
 考えると、おいそれとはできないので、放置してきたという経緯があります。

 一方、母屋のほうも、築30年を超えていますが、あと、30年くらい
 保たせることができれば、我々、夫婦が生きてる間は、建て替えずに済む
 計算になります。しかっし、あちこち、メンテナンスして長持ちさせることを
 考えなければ、その計算は成り立ちません。母屋が築25年を迎えたとき、
 思い切って屋根瓦の葺き替えを相談したのですけど、塗り替えで十分です
 と言われ、それに従ったのでした。でも、塗り替えも、最低、十年に一度は
 やっておくほうがいいみたいですね。外壁も塗り替えたほうがいいので
 しょうが、屋根と外壁を十年に一度、塗り替えるとなると、費用は…スゴイ
 ことになりそうです。

 屋根、外壁の次に重要なのは床下のメンテナンスでしょうけど、里山の
 最低最悪条件の床下で、あの程度の傷みだったので、とりあえずは、
 このまま行ってみようかと。いずれまた、点検する必要はあると思いますが。
 そして、家を傷める最大の要素である浴室では、ほぼ、24時間、換気扇を
 回しっぱなしにしてますが、湿気はとれません。風呂の窓は、

Furo1

 というふうに、縦長に開口部をできるだけ大きくとってはいるのですが、窓を
 全開にしても風が通り抜けしないので、自然乾燥はムリです。
 窓と浴槽との位置関係は、↓↓↓のようになります。

Furo2

 この浴室を使わないことにして、ゴミ部屋の部分を新たな浴室とし、
 物置のところを脱衣所にして洗濯機も置き、自宅内の最大湿気発生源を
 分離してしまおうというのが湯小屋建設計画です。しかも、それを自作して
 しまおう。水は、手掘り井戸から自給しようという壮大なものです。また、
 この浴室自作で蓄積したノウハウを里山の露天風呂自作に活かそう
 という夢想としかいいようのない全体計画へと繋がるのです。

2006年12月28日 (木)

井戸

 井戸を掘ってみたいと思っています。大変な作業ですから、思って
 いるだけで、なかなか、具体的に着手しようとしないのですが、風呂と
 洗濯に使う水ぐらいは、自給したいじゃないですか。

 手掘り井戸には、掘り抜き井戸と打ち抜き井戸のふたつがあるようで、
 ネットで検索してみると、それぞれ、実際に掘った人の体験記が
 いくつも掲載されています。掘り抜き井戸というのは、単純に穴を
 掘っていく方法で、ちょっと、採用しがたい要素が多すぎます。
 まず第一に、危険過ぎます。掘った穴が崩れて、生き埋めになったら、
 それまでです。有毒なガスや、酸欠なども心配です。第二に深い井戸を
 掘ることは困難なので、水質が悪くなりそうなこと。第三に、作業には、
 最低、ふたりの人数が必要で、実際的には、女房を巻き込まねば
 ならないということになり、危険で、水質も悪く、時間をとられるとなると、
 説得できる自信がありません。掘り出した土の処理も大変ですし。

 ということで、掘るとなれば、打ち抜き井戸というパイプを打ち込んでいく
 方法をとることになるでしょうが、これも、なかなか、体力勝負という
 面もあり、相当の時間がかかることを覚悟しなければならないようです。

 この地域の井戸掘り体験記によれば、地下水は塩分を含んだものが
 出そうで、井戸の深さは、9~13m程度。うーむ。着手は、まだまだ、
 先のことになりそうです。